北大開示文書研究会のシンポジウム・出前講座

ラポロアイヌネイションと文書研のオンライン連続学習会

ラポロアイヌネイションと文書研のオンライン連続学習会

Chapter 6 アボリジナルの人々の土地権と主権をめぐって

▶ とき 2022年6月5日(日)14:00〜16:30

▶ 参加無料

プログラム

14:00 開会のごあいさつ 清水裕二さん(北大開示文書研究会共同代表)
14:10 講演「アボリジナルの人々の土地権と主権をめぐって」
  講師 テッサ・モーリス=スズキさん Prof Tessa Morris-Suzuki(オーストラリア国立大学名誉教授)
  テッサ・モーリス=スズキさん著書にOn the Frontiers of History: Rethinking East Asian Borders (2020)、『過去は死なない』(岩波書店、2004)など、編著書にシリーズ『ひとびとの精神史』(全9巻、同、2015-16)、岩波講座『アジア・太平洋戦争』(全8巻、同、2005-06)など。北大開示文書研究会会員。左の写真は2019年3月、札幌で「世界の先住権の常識で再考するアイヌ政策」講演時、平田剛士撮影。
14:30 講演「アボリジナル・テント大使館の活動の取材から」
  講師 ウチラルト・オテデさん Dr Uchralt Otede(オーストラリア国立大学アジア太平洋学院リサーチ・フェロー)
  Dr Uchralt Otede近年の研究対象はモンゴル高原(モンゴル国及び中国内モンゴル自治区)における遊牧民たちの環境抗争運動、自己救済運動及び遊牧民たちによる市民科学活動など。著書にEnvironmental protest movement in Inner Mongolia’ in Handbook of Protest and Resistance in China, edited by Teressa Wright, 2019など。
16:00 コメント 差間正樹さん(ラポロアイヌネイション会長)
  差間正樹氏さしま・まさき 1950年、浦幌町生まれ。北海道大学水産学部卒業。有限会社差間漁業部(浦幌町)代表。前・浦幌町議会議員、元・北海道アイヌ協会監事。会長を務めるラポロアイヌネイションは2020年、アイヌ集団として初めて、国・北海道に対するサケ捕獲権確認請求訴訟を札幌地裁に提起した。共著書に『アイヌの遺骨はコタンの土へ』(緑風出版)、またラポロアイヌネイション名義の『サーモンピープル アイヌのサケ捕獲権回復をめざして』(かりん舎)がある。
16:10 質疑応答
16:25 閉会のごあいさつ 殿平善彦さん(北大開示文書研究会共同代表)

主催 ラポロアイヌネイション/北大開示文書研究会

お問い合わせ TEL/FAX 0164-43-0128(三浦忠雄)