先人たちの遺骨を故郷の地 平取へ
2017年3月18日
終了しました。多数のご来場、まことにありがとうございました。
【開催の趣旨】北海道大学など全国12大学と、10を超える博物館施設に、大量のアイヌ遺骨と副葬品(故人とともにお墓に納められた品々)が保管されています。明治~昭和期に研究者たちが各地のアイヌ墓地を掘って集めるなどしたものです。記録によれば、平取町内から少なくとも27人分の遺骨が持ち出されています。なぜこんな事件が起きたのか。どうすれば元どおりにできるのか──? 浦河町など各地で実現しつつある返還・再埋葬を振り返りながら学び合います。
- 2017年3月18日(土曜)午後5時~7時30分
- 平取町二風谷生活館 北海道沙流郡平取町字二風谷78番地12
- 入場料無料 申し込み不要です。直接会場にお越しください。
- 主催 平取「アイヌ遺骨」を考える会
- 共同代表 木村二三夫、井澤敏郎
- 協力 平取町教育委員会、コタンの会、北大開示文書研究会
プログラム(クリックすると講演録をご覧いただけます)
- ごあいさつ
- 井澤敏郎(アイヌの遺骨を考える会)
- おはなし1
- 植木哲也(苫小牧駒澤大学教授)「アイヌの遺骨がこうむった〝学問の暴力〟」
- おはなし2
- 殿平善彦(北大開示文書研究会共同代表)「アイヌの遺骨はコタンの土へ」
- おはなし3
- 小田博志(北海道大学教授)「骨から人へ―尊厳ある遺骨の帰還のために」
- おはなし4
- 市川守弘(弁護士)「地元の土に遺骨を戻すには」
- 自由な意見交換
- ごあいさつ 木村二三夫(アイヌの遺骨を考える会)