東京学習会「アイヌが求めるアイヌのための施策実施を」
アイヌ施策推進法の施行に関する提言
日本政府がアイヌ施策推進法を制定してから5年たちましたが、法律がうたう「文化の振興」について、見るべき成果はありません。
例えば、自由な自然資源の利用は認められていませんし、アイヌの歴史や苦難を国民が理解できるような公教育もなされていません。ウポポイなどの博物館は、各地域のアイヌの歴史や暮らしを浮き彫りにする内容にはほど遠いものです。さらに現在の遺骨返還ガイドラインは、アイヌの自立と尊厳を無視する手続きです。
私たちは、政府が施策推進法の運用を見直すにあたり、ぜひ直ちに実施してほしい内容を提言としてまとめました。これらはアイヌの望んでいることの一部にしかすぎませんが、アイヌが誇りを持って生きるためにどうしても必要な大切なことです。
どうぞ、提言の学習会に参加して、アイヌの声に耳を傾けてください。
プログラム
◇資料映像上映(アイヌ遺骨返還とサケ捕獲権:編集藤野)
◇基調報告
・提言の概要説明
◇アイヌからの発言
・ラポロアイヌネイションから
・静内アイヌ協会から
・提言に賛同するアイヌの人々から
日時 | 2025年6月7日(土)午前10:00~12:00 |
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会場 | 人権教育啓発推進センター 人権ライブラリー多目的スペース 東京都港区芝大門2丁目10-12 KDX芝大門ビル4F |
参加 | 無料 |
主催 | ラポロアイヌネイション/静内アイヌ協会 |
共催 | 北大開示文書研究会 |
後援 | 森川海のアイヌ先住権を「見える化」するプロジェクト/アイヌ政策検討市民会議 |