小川隆吉さん

研究の名の下に行なわれたアイヌ民族に対する差別を明らかにしたい(小川隆吉)

清水裕二さん

背景には研究者の強烈なアイヌ差別観があったと思う(清水裕二)

差間正樹さん

学者たちはいまだに私たちの先祖を実験材料と思っているんじゃないか(差間正樹)

殿平善彦さん

この問題を放置したままではともに未来を開いていくことなどできない(殿平善彦)


ラポロアイヌネイションが提起したサケ捕獲権確認請求訴訟で、札幌地方裁判所は2024年4月18日、次の判決を下しました。

主文

札幌地裁の判決文(PDF 21.4MB)

原告はこの判決を不服として2024年4月25日、札幌高等裁判所に控訴しました。


学習会「アイヌ先住権はアイヌ生来の権利!
ラポロアイヌネイションのサケ裁判〜4・18地裁判決はなにが問題か〜

2024年10月12日(土) AM10:00~
かでる2・7 1040号室


ラポロアイヌネイションの差間正樹会長が2024年2月6日、亡くなりました。つつしんで哀悼の意を捧げます。

No.36 2024年4月18日発行
  • No.36 2024年4月18日発行、2.0MB

  • 故差間正樹さんを悼む 「いにしえより託された真実の火を灯すアイヌ正樹」(宇梶静江)/「身をもって先住権を主張した差間さんに敬意を表します」(貝澤耕一)/「本当に強い人だった」(沖津翼)/「私たちは、正樹さんの遺志を引き継いで闘っていく」(差間啓全)

TOPICS

2023ラポロ宣言

「博物館におけるアイヌの人々の遺骨及びその副葬品の保管状況に関する調査の調査票」(文部科学省開示文書・2019年6月21日開示決定)を公開しました(2023/10/01)

Raporo Ainu Nation’s lawsuit over indigenous fishing rights: Statement of Opinion of Mr. Kouki Nagane (Chairman, Raporo Ainu Nation) (March 4, 2021 / March 8, 2022)

Raporo Ainu Nation’s lawsuit over indigenous fishing rights: Statement of Opinion of Mr. Masaki Sashima (December 17, 2020 / March 8, 2022)

 

つながろう、たたかう世界の先住民!
  • 2024年1月発売
  • つながろう、たたかう世界の先住民!

  • 発行
  • ラポロアイヌネイション/北大開示文書研究会
  • 北海道大学先住民・文化的多様性研究グローバルステーション(GSI)
  • かりん舎:発売 定価1980円+税
  • 10冊以上のまとめ買いは、定価の2割引きで販売します。こちらから

北大開示文書研究会のサイトへようこそ

北海道(日本の近代)には、かねて「アイヌ墓地発掘問題」が存在することをご存知でありましょう。明治時代より戦後に至るまで、北海道はもとより、樺太、千島においても、人骨の発掘と収集が行なわれてきました。その多くは北海道大学医学部の主導で行なわれました。1000体余りの御遺骨は、長く北大医学部に保存されてきましたが、アイヌやアイヌ協会などの抗議や要請があって、北大構内に「アイヌ納骨堂」が建立され、収蔵されております。

しかし発掘をめぐる経緯や真相が明らかにされたとは言えない状況にあります。遺骨の今後をどうするのかも問題があると言わねばなりません。また、発掘に伴い多くの副葬品が出土したはずですが、その多くの行方が分からなくなっているようです。

アイヌ民族の小川隆吉さんは、北海道大学に「アイヌ墓地発掘問題」に関わる文書の開示を求め、交渉を続けてきました。アイヌ人骨・副葬品問題の今日の状況をみなさまにお伝えし、ともにお考えいただきたく、このサイトを開設します。

2011年12月18日